他社との価格の違いを強調! イギリスのスーパーマーケットの広告
*2014/9/10 カテゴリを更新しました
こんにちは。Sumです。
今日はChinese New Yearです。この記事が書き終わったら、中国人の友達と一緒にパーリーナイトでございます。楽しみ、楽しみ。
さて、今日はイギリスのスーパーマーケットの広告について書きます。
イギリスでは町中でこんな広告をよく見かけます。
*パッケージパクリ過ぎだろと思うんですが、それは今日は置いておきます。
テレビでも、このように他社との価格の違いを強調するスーパーマーケットのCMが多いんです。
こちらはASDAというイギリス国内でのシェアが2位*1のスーパーマーケット。値段は確かにすごく安いです。Saisuburry'sというシェア3位のスーパーマーケットと比べていますね。
Here's something to celebrate... Pierre Darcys ...
セクシーな半裸の男性が「こっちの商品はこんなに安いよ!」と説明してくれるシュールなALDIのCMはこちら。ALDIはドイツ系のスーパーマーケットでシェアは現在7位ですが、結構市内に見かけます。
Aldi - Champagne - Christmas 2013 - YouTube
どのスーパーもこのような比較広告を打ち出しています。イギリスのスーパーマーケットの競争は熾烈なようです。
さて、こういうのって規制とかないのかしらと調べてみたら、ASA(Advertising Standard Authority)という機関が過剰な広告を取り締まっているようです。
The Grocer誌*2によると、昨年末にシェア3位のSainsuburry'sが行った自社と他社の名前を表示するBrand Matchというキャンペーンは、ASAによる「最大限の割引を得るためにいろいろな店に買い物に行く必要がないと消費者をミスリードさせる」というクレームで中止になったようです。
“misleadingly implied consumers did not need to shop around to obtain the full savings from deals” (Brooks, 2013)
*画像は記事から拝借しました。
日本でもこういう広告って可能だったかしら? と思わず考えてしまいました。
Sum