129円のマンツーマン英会話 スカイプ英語勉強法
*2014/9/10 カテゴリを更新しました
こんばんは。Sumです。
ハイクで呟いていましたが、昨日一昨日と人生で初めてIELTSのテストを受けてきました。
リスニングとライティングはまあまあできたかなと思っているのですが、問題なのはリーディングとスピーキング。リーディングは最後の文章が難しく、なかなか頭に入って来ませんでした。特に各パラグラフの要約文を選ぶ問題に苦戦しました。
スピーキングも悔いが残ります。大事なSection 2で大失敗をしてしまいました。せっかくレアジョブの先生方の熱心な指導を受けてきたのに~。
というわけで、今日は私が英語の勉強に利用しているレアジョブのCEOである加藤智久さんの著作「129円のマンツーマン英会話 スカイプ英語勉強法」をご紹介します。
- 作者: 加藤智久
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2011/04/07
- メディア: 単行本
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レアジョブ(www.rarejob.com)とは、2007年に設立されたオンライン英会話サービスを展開する会社です。講師はフィリピン人で、Skypeを通じて英会話レッスンをユーザーに提供しています。
以下、かいつまんで著作の内容を紹介します。
- 英語習得のコツは質より量
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日本人が英語の習得に必要な時間は約3000時間(留学すれば1年、1日1時間のベンキョウで8年で達成)
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しかし高校卒業までに1000時間は勉強している
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全員が3000時間の学習が必要なのではなく、どのレベルを目指すかによる(旅行先でのコミュニケーションくらいなら、1500時間で充分)
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正確さよりも流暢さを重視する
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個人差はあるが、ある程度の量さえこなせば伸びる
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まずは目標設定
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TOEICは伸ばしたい点数*3時間のベンキョウが必要
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TOEICのスコアが900点以上の人は、IELTSなどの他のテストで測るのがオススメ
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声の録音、ブログやツイッターで上達具合を測る
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英語学習は、インプットとアウトプットが大切
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レアジョブで大量の英語に触れる
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月5000円で毎日25分、月8000円で毎日50分レッスン可能
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一括払いではなく、月払い(*Sum補足:入会金なし)
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レッスンは受講の5分前まで予約でき、深夜1時まで開講(*Sum補足:今は平日6時-9時、土日9-12時の早朝レッスンもあり)
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フィリピンと日本のGDPは10倍の所得格差があるため、日本でのレッスン料が安くても、講師には充分な対価を支払っている
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講師数1800人(*Sum補足:2011年2月現在。今はもっといるはず)
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アメリカ教育科学センター(Center for Technology in Learning)によると、eラーニングのほうが対面より学習効果が高い
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フィリピン現地のインフラの問題があるが、レッスンが受けられなかった場合は振替レッスンや別の講師に変更などができる
- 著者が起業するまで
本の感想ですが、正直なところ英語学習に関しては特に読みどころはないです。ただし、最後の著者が起業するまでのエピソードが非常に興味深かったです。何か目標や夢がある人は、昔からそれを持っていて、それを具現化する方法を常に思い浮かべているのかなあと思いました。
また、「TOEICのスコアが900点以上の人は、IELTSなどの他のテストで測るのがオススメ」というくだりは本当に共感してしまいました。私自身、TOEICの点数は975点と高いですが、模擬IELTSではせいぜい6-7くらいでしたからね。
それと、講師への充実したトレーニングや、「対等な態度で接すること」を貫いている姿勢、またフィリピンの人のポテンシャルを活かして「フィリピン初の世界ナンバーワン企業を作りたい」というレアジョブの理念は素晴らしいものだと感じました。
レアジョブに興味がある方は、読んでおいて損はないと思います。
Sum